高校生が石積みの修復技術競う 松山・興居島で甲子園、伊予農高V2(愛媛)
高校生が石積みの修復技術を競う「第2回石積み甲子園」が3日、松山市の興居島であり、四国や関西の5校がチームワークを見せながら美しい仕上がりを目指した。 棚田や段々畑など中山間地に残る石積み技術を若い世代に継承しようと一般社団法人石積み学校(東京)が昨年に続き開催した。 各校は5人一組で幅約1・5メートル、高さ約1・2メートルの石積みを6時間以内に修復。会場のミカン山の土壁を掘り、大小さまざまな石を組み合わせて積んでいった。 伊予農業高(伊予市)が連覇を達成。石選びを工夫し出来上がりの表面がそろっていた点が評価された。
愛媛新聞社