ベッキーさん(39)「バラエティもう無理かも…」スランプ期を救った“ライバル的存在”|STORY
今年3月に40歳になるベッキーさん。芸能生活25周年も迎えたいま、仕事に思うこと、結婚生活や子育てで感じていること、忙殺された20代を振り返りながら、ありのままを語っていただきました。 【写真あり】スタッフも“惚れ惚れ”するスタイル...ベッキーさん(39)
【ベッキーさんprofile】 1984年3月6日生まれ。神奈川県出身。14歳でデビューしバラエティやトーク番組、雑誌などで人気に。現在はタレント活動の傍ら、洋服のデザインや絵画、スキンケアブランドのプロデュースなど多方面に活躍中。2月11日には一夜限りのアコースティックライブを開催予定。2019年に元プロ野球選手の片岡保幸さんと結婚。2歳3歳の女の子のママ。
“今回の人生は芸能人”物心ついた時から思っていました
幼い時から「私は芸能人になる!」って家族にも友達にも宣言していて、14歳でデビューしてからは全力で仕事に臨んでいました。バラエティが大好きで、「とんねるずのみなさんのおかげです」の渡辺満里奈さんをはじめ、篠原ともえさんとか、千秋さんとかに憧れていたんです。私もバラエティタレントになって、マルチに活躍するぞ!と心に誓っていました。 現場に入ると、どの方も明るく、疲れた顔一つ見せない姿を見て、私もどんな時だって絶対元気でいないとダメだと思っていました。とにかく20代は仕事を頑張って、ここで種をまいたら、30代で花開くはずだと。レギュラーもいただきながら、毎日数本収録がある日々の中で、年10回くらいしかオフがない日々を過ごしていたら…28歳でパンクしてしまいました。心も身体もぐちゃぐちゃになってしまったんです。メイク中に涙が止まらなくなって、(あぁ、もう無理だ)と。
傷つきやすくなったし、引きずる癖が…。どうしても自分を責めてしまう
週に1回はオフをとるようにしたら、お休みって、なんて楽しいんだろうって。仕事しかしてなかったから知らなかったんですよ、その素晴らしさを。遊ぶ時間も増え、友達ともたくさん過ごすようになりました。 そして、30代で1年間お休みした後は、髪もバッサリ切って、生き方も変えようと思ったんです。20代は、365日同じメイクやスタイリングで、ガチガチのブランド化したベッキーを意識していましたし、仕事でも、求められる通りに優等生の元気いっぱいなベッキーを見せるようにしていました。でも、30代で20代と同じ速度では走れないと気づいて。頑張っている自分が痛々しく思えちゃったんですね。仕事量も関係しているかも。20代はどんどん仕事が来ていたし、レギュラーもあったけれど、30代になって、ひとつの仕事の成果が次に繋がると思うと、(あの時もっとこうできたよな)って反省して自分を責めちゃうんです。出産を経て心が変化したこともあります。傷つきやすくなったし、引きずる癖もついちゃった。あとSNSの影響もあるのかな?ダイレクトに様々な声が自分に届くようになり、怖くもなってしまいました。