山田彪太朗が得意のパンチでのKOを予告「明日は僕の攻撃に耐えられるのか楽しみ」【SB】
シュートボクシング(SB)の2024年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2024 act.1」(2月10日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月9日、都内で開催された。 セミファイナルで対戦するSB日本フェザー級王者の山田彪太朗(シーザージム)は58.5kg、ペットシートーン・ソー・サクナリン(タイ)は58.4kgでともに規定体重をクリアした。 山田は昨年4月に川上叶を破り王座を獲得すると、6月、11月とムエタイファイター相手に連勝。今回は3戦連続でのムエタイの強豪との対戦となる。ペットシートーンはタイの「True4U」の54kgトーナメント優勝した実績を持つ実力者。 山田は計量後の会見で「2024年一発目で自分がどんなパフォーマンスを出せるのか自分自身とても楽しみ。期待していてください」と挨拶。 ペットシートーンが「僕は右ミドルを使っていく。右ミドルをかわされたらヒザもうまく使いたい。たくさんの武器を持っているので、それぞれうまく使っていきたい」などと右ミドルを筆頭に自らの多彩な攻撃に自信を見せると山田は「もともと背が高いのは分かっていた。向かい合ってみて改めて身長差があるなという印象。懐に入るのは難しいと思うが、自分の戦い方は変わらず前に出てパンチを当てるだけ。映像を見ても右ミドルを多用してくるとは思っていたので、右ミドルの返しといった対策はしてきた。でもミドルに限らず何を打たれても自分はパンチで返すと決めている」と自らのパンチに自信を見せる。
山田は強烈なボディーでムエタイ選手にもKO勝ちを収めているのだがペットシートーンは「遠くまで来たので間違いなく耐えられるし、耐える。強く攻められたら僕もヒザで返す」と倒されない自信を見せると山田は「ペットシートーン選手は“自分はいろいろなバリエーションの攻撃がある”と言っていたが、自分はそんな上手な選手ではなくワンパターンの攻撃しかできない。でも、それで日本の頂点にたどり着いた。明日は僕の攻撃に耐えられるのか楽しみ」とここでも自らのパンチに自信のコメント。 そして「今は明日の試合に全集中しているが、フェザー級で軍司選手と門口選手の試合が決まったりと僕のいないところで盛り上がっているので、ばしっと決めて日本のフェザー級の有名な選手に絡んでいきたいと思っている。派手なKOは今回の試合に向けてずっと決めていたことなので、KOしたい。KOします」とKO勝利を収め、他団体のフェザー級トップ戦線の選手との対戦を目標に掲げた。