いじめを苦に、娘が不登校に…夫「甘やかしすぎ」妻「なんでそんなに人ごと?」埋まらない夫婦の温度差【漫画】
もし、自分の子どもが「いじめ」をしていたら? いじめ問題がニュースで取り上げられることが多くなってきた昨今。そんないじめ問題を加害者家族、被害者家族双方の視点から描き、「自分も同じようないじめを経験した」「全親に読んでほしい」「子どもに読ませた」など、SNSで多くの反響を呼んだコミックエッセイ『娘がいじめをしていました』(しろやぎ 秋吾 著)から一部を公開します。 【前話を読む】いじめられた娘に、担任は「許してあげられないかな」と無慈悲な言葉を……
前話までのあらすじ
赤木家の謝罪から1カ月経ち、夏休みの終わりに「学校に行きたい」と自ら言った小春だったが、いざ学校がはじまってみると、再び恐怖を感じるのか、学校に行くことができなくなってしまった。そこから続く不登校の日々。
いじめ発覚時に連絡したときは何もしなかった担任が訪れ、「反省しているみたい」「許してあげられないかな」と声をかけるが、何も答えない小春。 そのうちに担任は来ることがなくなり、電話で連絡をするだけになってしまった。
家で一緒に勉強したり、焦らず過ごすなかで少しずつ前向きになり、何度も学校に行こうと準備をする小春だったが、次の日の朝には行けない…という日々が続いていく。 できる限り小春の気持ちを理解しようと思う千春だったが、思うようにいかない毎日に少しずつ限界がきてしまいーー?
行ってないというか フリースクールに行かせてるの 勉強は頑張ってるからね もう6年生だし好きにさせようと思って
学校ではうまくいってなかったみたいでさ・ そうなんですか? 公立ってほら 色んなタイプの子がいるでしょ
当たり外れがあるっていうか あーなんかわかるかも
学校でうまくいかないのも納得するわ 親があれじゃあね …そうですね
自分の子はレベルが違うってか 別にどこに通おうが構わないけどさ あんな言い方することないのにね
嫌だな 何で私がビクビクしてるんだろ… しんどいのは小春なのに
フリースクールか… 私 何も知らないな…