“4回途中10失点”の今永昇太がナ・リーグ新人王争いで首位陥落...絶好調“豪腕ルーキー”がオッズ急上昇でトップに立つ
現地6月22日、米大手スポーツ専門チャンネル『FOX SPORTS』はスポーツベッティングサイト『DraftKings Sportsbook』のMLBナ・リーグ新人王争いのオッズを紹介。これまで首位をキープしていたシカゴ・カブスの今永昇太が首位の座を明け渡したとした。 【動画】今季2敗目! 本塁打を浴び首をかしげる今永昇太 今永は本拠地開幕戦となったコロラド・ロッキーズとの試合で6回2安打無失点9奪三振と鮮烈デビューを飾ると、その後9試合目までで防御率0.84と歴史的な活躍を続け、ナ・リーグ新人王にとどまらず、サイ・ヤング賞候補としても名前が挙がるほど注目度が向上していた。 現地5月29日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で5回7失点でMLB初黒星を喫し、その後2連勝と調子を上げていたが、同6月21日、ニューヨーク・メッツ戦で4回途中3被弾含む11被安打10失点とMLBデビュー以来最悪の結果で2敗目を喫し、防御率も2.96まで低下。この結果を受け、オッズは大きく変動。1か月以上首位をキープしていたが、ついにその座を明け渡すことになった。 代わってトップに躍り出たのはピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズ。昨年のドラフト1位の剛腕は5月11日にメジャーデビュー。以降8試合の先発登板で4勝0敗防御率2.14、61奪三振と圧巻のピッチングを披露している。 スキーンズのデビュー前のオッズは+2500(10ドルかけると260ドル獲得)だったが、現在はー125(10ドルかけると約18ドル獲得)へと急上昇。今永は現在、+230(10ドルかけると33ドル獲得)となっている。 今永からホームランを放ったメッツのJ.D.マルティネスは「(今永との対戦は)ボールが先行し、甘い速球を打つことができた。イマナガの速球は、前回の対戦時と比べると、少し球威が落ちていた」と話し、カルロス・メンドーサ監督は、「ゾーンに球が入ったとき、なかでも特に速球に対する準備ができていた」と振り返るなど、徐々に今永への対策などが敷かれ、真の実力が問われている。今後も活躍を続けられるか、注目したい。 以下、上位オッズの一覧。 1 ポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)-125 2 今永昇太(シカゴ・カブス)+230 3 ジャクソン・メリル(サンディエゴ・パドレス)+350 4 ジョーイ・オティーズ(ミルウォーキー・ブルワーズ)+1100 5 ジャレッド・ジョーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)+1500 構成●THE DIGEST編集部
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