石破総理「クマ駆除に自衛隊の派遣を検討したことがある」「トラックを改造したジビエカーで下処理しては」
6日、参議院予算委員会にて石破総理が深刻化しているクマ被害への対策を述べた。 秋田のスーパーマーケットでのクマ立てこもりなど、近年は鳥獣被害が頻発、ハンターの不足も深刻化している。これらを受け、立憲民主党・徳永エリ氏は鳥獣被害対策予算の拡充・対策の強化を訴えた。 【映像】「クマ駆除に自衛隊派遣」について話す石破総理 石破総理は「私が防衛大臣だった時に『地形を知悉している自衛隊を出せないか』と提案され、災害派遣なのか訓練なのかなど、法制上の根拠も検討してみたが銃の管理など、難しいところがあった」と述べた。 “ハンター不足”への対策については「トラックを改造したジビエカーが向かって、下処理を行い、“かなりいい状態”で売却するなど様々な方法を考えている」と述べた。 さらに、背景について「山が荒れて食べ物がなくなり、人里から人がいなくなったことで熊や鹿が出没しやすくなったことが根底にある。やはり鳥獣が帰って行けるような山を作る、里山にも人が戻ってくるような。迂遠なようだが昭和30年代、40年代も鳥獣被害はあったが山はもっと豊かで里山はもっと賑やかだった」と話した。 (ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部