「日本の棚田百選」に選ばれている香川県小豆島の棚田で５月３０日、障害がある人たちが田植えを体験しました。 （小豆島町　谷本静香副町長） 「交流体験は今年で１４回目を迎えた。長きに渡る棚田の歴史に１つの出来事として定着してきた」 香川県小豆島町の中山千枚田で行われた田植え体験には、島と玉野市の３つの障害者支援施設から約７０人が参加しました。 この体験は、障害者の交流と棚田の活性化を目指して２０１１年から毎年行われています。参加した人たちは地元の農家らと一緒に、約５００平方メートルの棚田にあきさかりの苗を植えていきました。 （参加した人） 「田植えが楽しかった。頑張った」 「大変だった。苗が成長するのを楽しみにしている」 この棚田では、９月末ごろに稲刈りが行われる予定で、約１５０キロの収穫が見込まれています。