地元産だから味わえる秋のぜいたく 給食にまつたけご飯登場「おいしくて最高」
長野県の長和町、福祉団体が4.7キロ提供
長野県小県郡長和町の長門小学校の全校児童約170人が20日、給食でまつたけご飯を味わった。町社会福祉協議会が赤い羽根共同募金を活用して町産マツタケ4・7キロを購入し、学校給食に提供。児童らは「おいしい」と喜んで頬張った。 【写真】マツタケ「今年は豊作」 道の駅に続々入荷
町社協は15年ほど同共同募金を使って高齢者に弁当などを配っていた。若い世代にも社協の事業を知ってもらおうと2年前に町内2小学校にマツタケを提供。不作だった昨年は、ニジマスの唐揚げとどら焼きを提供した。 地元産だからこそ味わえるぜいたくに舌鼓を打った児童たち。今年初めてのマツタケを食べた6年の渡部湊土(みなと)さん(12)は「なかなか食べられないのでうれしい。おいしくて最高」。10月には同町和田小学校でも、町社協が提供するマツタケを使った給食が出る。