エアコンは「20度」と「25度」で電気代はどれだけ違う? 1日8時間、冬に3ヶ月使用した場合で比較
エアコンの電気代を減らす方法
エアコンの設定温度を下げたりフィルターを掃除したりすることで、消費電力の節電効果が期待できます。また、部屋の空気を循環させることも消費電力の節電につながる方法の1つです。 ・設定温度を下げる 環境省や大手空調機器メーカーでは、エアコンの機種に関係なく設定温度を1度下げるだけで約10%の節電効果が期待できるとしています。設定温度を下げることは、省エネにもつながるため、可能であれば環境省が推奨している設定温度「20度」を心がけましょう。 ・フィルターを掃除する フィルターの網目にほこりが詰まっていると風の通りが悪くなり、エアコンはより多くの電力を消費します。フィルターのほこりは、定期的に(月に1~2回程度)掃除機で吸い取ったり水洗いしたりして取り除きましょう。 ・空気を循環させる 暖かい空気は、部屋の上部に滞留しやすくなるため、扇風機やサーキュレーターを使って暖かい空気を部屋全体に循環させると効果的です。部屋の温度を適正に保つことができれば、設定温度を抑えることが期待できるため、節電にもつながります。
出費を減らすためにも節電を実践しよう
エアコンは、動力源が電気のみのため、使い方によっては電気代が大きくふくらむ可能性があります。例えば、定格能力が2.2kWで消費電力が470Wのエアコンを冬の3ヶ月(12~2月)に1日8時間使った場合の電気代の目安は約1万647円です。 もし、複数の部屋でエアコンを同じような頻度で使用する場合は、1シーズンに数万円の電気代を支払うことになります。電気代をできるだけ抑えるためにも、今回紹介した方法を実践して節電に努めてみてはいかがでしょうか。 出典 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約 空調 環境省 家庭でできる節電アクション エアコンで節電 DAIKIN エアコン暖房と省エネに関する意識調査を実施 ※2024/1/9 内容を一部修正いたしました。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部