舞台『トンカツロック』に出演する（上段左から）美 少年・岩崎大昇、那須雄登、金指一世、（中段左から）森迫永依、山崎玲奈、柳美稀、（下段左から）有馬自由、伴美奈子、楠見薫、星田英利

　美 少年の岩崎大昇、那須雄登、金指一世が主演を務める青春群像劇『トンカツロック』が4月19日より東京、大阪、愛知、石川の全国4都市で上演されることが決定。3人からコメントが到着した。 【写真】舞台『トンカツロック』出演者、上演情報ポスター 　『トンカツロック』は2002年に全国3都市で上演された作品。自分の信念に従って守るべきものを守ろうとする真っすぐで熱き男たちと、りりしく美しい女たちの姿を描いた青春群像劇。初演は坂本昌行、長野博、井ノ原快彦によるユニット「20th Century」の3人が主演をつとめ、人を傷つけ自分も傷ついた過去を抱えながらも、再生し、今を必死に生きていく若者たちを好演し、心に訴えかける演技で大きな話題を呼んだ。 　そしてこの度、約20年の時を経て「20th Century」が演じた3役を、昨年初の単独全国アリーナツアーの開催や単独初主演舞台『少年たち』を成功させた「美少年」の岩崎、那須、金指が務めることに。共演には、森迫永依、山崎玲奈、柳美稀、星田英利、楠見薫、有馬自由、伴美奈子。作・演出は、1992年に第36回岸田國士戯曲賞を受賞し、劇団公演をはじめ、「20th Century」の『青春』3部作などを多数手掛ける横内謙介。 　花川助三郎（那須）は、暴走族のリーダーだったが、今はトンカツ屋「助六」の店主として真面目に働いている。自分は町のスーパースターだと豪語しながらも、憧れの助六の半分、助三郎にしかなりきれていない。店の常連客の篠崎優（岩崎）は近所の中学校教師。仕事に打ち込む彼女との心の距離がどんどん広がっている。店のキャベツ切りと出前担当の井口平（金指）は、再びリングに戻りたいという思いを捨てきれずにいた元プロボクサー。どうしようもない悩みをかかえた3人は果たして――。 　今回は、2002年の初演時にも上演した東京・大阪に、初上演となる愛知・石川を加え、全国4都市で上演。当時の青春の眩しさと激しさはそのままに、時として空回りしながらも、それぞれの信念と熱意によって、次第に人の心を動かす若者たちの青春を、2024年度版にブラッシュアップして贈る。 　出演に際し、「20th Century」から役を引き継ぐことを踏まえ岩崎は「僕にとって、お芝居のみの舞台は今回が初めてになります。不安もありますが、凄くワクワクしています」、那須は「岩崎、金指と3人で連携を取りつつ、稽古の段階から良い雰囲気を作っていきたいと思います」、金指も「皆さまに満足いただける楽しい舞台を作れるよう全力で頑張ります！」とそれぞれ意気込みを語った。 　舞台『トンカツロック』は、大阪・大阪松竹座にて4月19日～26日、東京・新橋演舞場にて5月4日～19日、愛知・御園座にて5月23日～27日、石川・本多の森 北電ホールにて6月1日～2日上演。 　※岩崎大昇、山崎玲奈の「崎」は「たつさき」が正式表記。 　※コメント全文は以下の通り