矢野特殊自動車、荷室側面が1枚パネルの温度管理トレーラーを開発
矢野特殊自動車(矢野彰一社長、福岡県新宮町)は、東邦車輌(富田政行代表、横浜市鶴見区)、中国架装メーカーとともに温度管理パネルトレーラー「XPS2024」を開発した。同社によると、荷室側面が1枚のパネルとなっている温度管理トレーラーは国内では例をみないという。「ジャパントラックショー2024」で初公開した。 東邦車輌製のシャシーに、中国の安徽開楽専用車輛が製造した大型の外板パネルやサーモキング・ジャパン(三橋正卓代表、東京都品川区)の冷凍機などを矢野特殊自動車が組み込んで開発した。側面は継ぎ目のない1枚のパネルとすることで、美観やデザイン性を高めた。冷凍機能などは従来品と同等の性能を持たせている。荷役作業の安全性を確保するため、引き出し式ラダーステップも搭載した。 トレーラーの内寸は、長さ12450×幅2270×高さ2200mmで、最大積載量は25800kg。