マンCは3点リード守れずドロー、バイエルンはPSG下す 欧州CL
【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグは26日、リーグフェーズ第5節が行われ、マンチェスター・シティ(イングランド)は3点のリードをふいにしてフェイエノールト(オランダ)と3-3で引き分け、チームは苦戦が続いている。 【写真】PSG戦でゴールを決め、喜ぶキム・ミンジェ(その他全16枚) 公式戦5連敗の悪い流れを止めたいシティは、アーリング・ブラウト・ハーランドの2得点とイルカイ・ギュンドアンのゴールで後半早々までに3点を先行したが、75分に守備のミスからアニス・ハジ・ムサに1点を返されると、82分にサンティアゴ・ヒメネス、終了間際にダビド・ハンツコにもゴールを許した。 シティはこれで、決勝トーナメントに直接進出できる8位と勝ち点2差の暫定15位となっている。 ジョゼップ・グアルディオラ監督は「失点が多いのは安定していないからだ」と話し、チームのもろさを嘆いた。 一方のフェイエノールトは、残り20分で3点を追う展開からチャンピオンズリーグ史上初めて敗戦を回避し、突破への希望を広げる勝ち点1を獲得した。 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)は1-0でパリ・サンジェルマン(PSG、フランス)に勝利した。 金ミン哉(キム・ミンジェ)が前半に決めた唯一のゴールを守り切ったバイエルンは、勝ち点を9に伸ばしてシティを上回る暫定11位に浮上した。 対するPSGは、後半のウスマン・デンベレの退場も響いて敗れ、来年2月のプレーオフに進出できる24位とは勝ち点1差ではあるが、暫定26位と敗退の危機が訪れている。 FCバルセロナ(スペイン)は3-0でブレスト(フランス)に快勝し、首位と勝ち点1差の暫定2位となった。 ロベルト・レワンドフスキは序盤にPKから大会通算100ゴールを達成すると、終了間際には試合を決定づける3点目を挙げた。チャンピオンズリーグ101ゴールは、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシに次ぐ歴代3位の記録となっている。 勝ち点13で暫定首位に立ったのはインテル(イタリア)。相手のオウンゴールによりRBライプツィヒ(ドイツ)に1-0で勝利し、バルセロナとリバプール(イングランド)に1ポイント差をつけている。対するライプツィヒは5試合全敗となった。 アーセナル(イングランド)は5-1でルベン・アモリム監督がマンチェスター・ユナイテッドへ去ったスポルティング・リスボン(ポルトガル)に快勝。 アトレティコ・マドリード(スペイン)、アタランタ(イタリア)、バイヤー・レバークーゼン(ドイツ)も大勝を収めた。【翻訳編集】 AFPBB News