娘の別れ話で「僕の車の鍵」が「川の中に飛んでった」! 回収まで11日、小説家がXで明かした一部始終
小説家の「木船田ヒロマル」さんが2024年5月9日、Xに「回収したぜ......」と川で無くし物を探し当てたとするエピソードを公開し、話題を集めている。 「百均の材料で作ったマグネット釣竿」で回収を試みた ■「娘が彼氏と別れ話になり、『やったネックレス今この場で川に捨てろ』と言われ......」 木船田さんは9日、川を背景に、細い銀色のチェーンが絡まったキーホルダー付きの車の鍵の写真を公開し、次のようにつづった。 「回収したぜ......。娘が彼氏と別れ話になり、『やったネックレス今この場で川に捨てろ』と言われ川に投げたらチェーンが絡んで、一緒に川の中に飛んでった貸してた僕の車の鍵を......」 続く投稿では、回収時の様子を振り返った。「ブツは川底に見えて」いたため、当初は「百均の材料で作ったマグネット釣竿でなんとかしよう」と試行錯誤していたという。 すると、騒ぎに気付いた「近所のおっさん」が現れた。木船田さんが「あそこに見えてる車の鍵を回収したいんです」と説明したところ、男性は「『もう1時間もしたら潮引いて川底歩けるようになるで』って教えてくれた」という。 黒い支柱のようなものに白い凧糸のようなものを組み合わせた、お手製のマグネット釣竿の写真も添えられている。 鍵を回収したかった理由については、「鍵はスペアあるしスペアからスペアも作れるけど、このキーホルダーは娘が修学旅行のお土産にくれたやつで、こいつは回収したかったんだよな」とつづっている。 木船田さんの娘が鍵を失くしたのは4月28日だったようで、当時のLINEスクリーンショットも公開。1分ほどの音声通話の後、木船田さんから「鍵は回収できなくていいから、無事に帰っておいでよ」とメッセージを送っていた。
「親子で不吉なアクセを川に捨てる経験をするとは......」
木船田さんはその後、浸水している可能性がある車のリモコンキーや、思い出の詰まったキーホルダーの修理に着手。 金具類が緩んでいるキーホルダーについては「確かに何かの弾みでヒモやコードを絡み取りそうな状態になってるな......。どうしたもんか」とすると、金具の取り替えや本体への穴開けなどの修理を済ませ「これでちょっとやそっとじゃヒモ状のものを絡めとるようなことはあるまい」とした。 リモコンキーは分解し確認すると内部に浸水はなかった様子。「偉い! ダイハツさん! シールされてるし浸水も最小限に見える」とすると、さらに修理を進め「Oリングも新品に交換、完全復活だ!」とした。 後ほど動作確認を行い、無事成功したことで「すげー! 全く! 問題ない! 11日も満ち引きも流れもある潮水の川底にあったのに! さすがダイハツさん。これが一流企業の仕事だよな......」と驚きをあらわにしていた。 今回の騒動の元凶となったシルバーネックレスについては「問題はこの特級呪物だよな......。一応クリーニングと消毒はしたが......。娘が帰ったら相談してみるか......」と複雑な胸中も覗かせた。 「ペアのネックレスを捨てたらしい」と明かし、「(気づかなかったけど、一個玄関の前に落ちてたって拾って来た)(いや......パパに渡されても......)」としている。 「野暮なこと言うようだけど、川や海は思い出のゴミ捨て場じゃないから、色んなものを投棄するのはやめような!」とつづった上で、「(実は昔、彼女に振られて指輪を川に捨てたことがあるから強くは言えないが......)(親子で不吉なアクセを川に捨てる経験をするとは......)(こんなとこ似なくていい......)」とも振り返った。