積水化学Vも新谷仁美は「区間賞が取れず散々な結果」次戦は明言せずも「自分の目標に向かって」/クイーンズ駅伝
◇第43回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月26日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝V積水化学の優勝メンバーをチェック! 実業団女子駅伝日本一を決めるクイーンズ駅伝が行われ、積水化学が2時間13分33秒で2年ぶり2度目の頂点に立った。 ハーフマラソン日本記録保持者の新谷仁美は5区(10km)を務め、31分57秒の区間2位。佐々木梨七からトップでタスキを受け、「みんなのお陰で(テレビに)ずっと映れた」と茶目っ気たっぷりに笑顔を見せた。 ただ、自身の走りとしては「区間賞が取れず散々な結果」と厳しい評価。「各選手が実績を重ねることができたからこそ、勝つことができました」。 今年はパリ五輪マラソン代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)は出場せずに、9月のベルリン・マラソンで日本記録(2時間19分12秒)の更新を狙ったものの、万全とはいかず2時間23分08秒にとどまった。 かねてより「パリ五輪を目指さない。日本記録を狙いたい」と明言している新谷。次戦については明言しなかったが、「また自分の目標に向かって頑張りたい」と語った。