福岡の暴力団、初の1000人割れ…「工藤会」はピークの2008年から8割減
福岡県警は9日、県内で活動する暴力団勢力(構成員、準構成員など)が昨年末時点で980人で、前年より100人減り、11年連続で過去最少を更新したと発表した。1992年の統計開始以降、初めて1000人を割り、2007年のピーク時(3750人)の4分の1に減った。
組織別では、特定危険指定暴力団工藤会は230人(前年比20人減)で、ピークだった08年の1210人から8割減った。このほかの県内の指定暴力団では、道仁会が240人(同40人減)、福博会が横ばいの120人、浪川会が110人(同10人減)、太州会が90人(同10人減)だった。