“コーヒー界のアップル” ブルーボトルコーヒーが清澄白河に日本1号店
“コーヒー界のアップル”とも呼ばれるアメリカのコーヒーブランド「ブルーボトルコーヒー」の日本1号店が6日、東京・江東区の清澄白河にオープンした。 ブルーボトルコーヒーは、2002年にジェームス・フリーマン氏が創設。コーヒー豆の選別から焙煎の仕方、入れ方にいたるまでこだわりを貫き、例えばカフェでは、焙煎してから48時間以内の豆のみを販売するという。「サードウェーブ(第三の波)コーヒー」の代表格とされ、現在は、米サンフランシスコ、ニューヨーク、ロサンゼルスで16店舗を展開している。海外進出は今回の日本が初めて。
清澄白河店は、倉庫をリノベーションした建物で、1階部分にロースタリー(焙煎所)とカフェ、2階にはキッチンや、オフィススペースを併設している。 この日は午前8時のオープン前から100人以上の客やファンが行列をつくった。さっそくコーヒーを飲んだ近所に住む30代女性は、「ずっと建物全体がカバーされていたが、外されてから来たくなった。毎日飲みたくなる酸味のあるすっきりとした味わいだった」、台東区から来た30代男性は、「アメリカ文化が感じられ、リラックスできる空間。ドリップで1杯ずつ入れてくれて、今まで外で飲んでいたコーヒーとは違う」と感想を語った。 日本の合同会社代表でもあるフリーマン氏は、日本1号店について、「日本初上陸の場所としては、清澄白河はユニークに映るかもしれませんが、生産拠点として最高の場所です」としている。 (ライター・中村曜子)