浜松城近く 民家の庭にナゾの穴 徳川家のお宝は? 調査結果は… 静岡・浜松市
日テレNEWS NNN
静岡県浜松市にある民家の庭に、不思議な穴が見つかりました。民家が浜松城から近く、昔の武家屋敷だった場所であることから、家主は「もしかしたら埋蔵金」と話していましたが、先月、浜松市の調査が行われました。果たして結果は…。 不思議な穴が見つかったのは、静岡県浜松市にある民家の庭。 穴を見つけた家主 加藤さん 「ある日突然開いた穴です。去年の12月の初め頃。(両手を合わせて)これくらいの穴が開いていた。何かなとのぞいたら奥が深くみえるから、周りをどんどんと足で踏んだら、ごそっと崩れおちて。ここに住んで60年以上になるが、普通に暮らしていて、こんな穴が開いているなんて全然知らなかった」 入り口から中の様子を撮影してみると、3メートルくらいまで進める感じがしました。奥に石のようなものが積んでありました。 いつ、だれが、何のために掘ったのか全く分からない“不思議な穴”。家主が取り出してきたのは、江戸時代後期の様子を記した古い地図です。家の位置を確認してみると、当時は、徳川家康ゆかりの城、浜松城からすぐの番所付近にあったといいます。 家主 加藤さん 「浜松城から近く、家は昔の武家屋敷だった場所になるので、もしかしたら埋蔵金、本当にわずかな確率だけど」 不思議な穴に、お宝は眠っているのか…。 ◇ 浜松市の調査が、先月行われました。果たして、その結果は…。 浜松市 市民生活課 大城秀寛課長 「深く整地に掘られていてブロック積みもあるので、防空壕(ごう)の可能性が高い」 調査を継続中だということですが、防空壕だと確定した場合は、危険がないように埋めるということです。