清原和博氏「これまでは構えた時に背番号3が見えすぎてた」復帰即マルチ阪神・大山の打撃フォームを解説
◇セ・リーグ 阪神ーDeNA(2024年6月21日 甲子園) 西武、巨人などで活躍した清原和博氏(56)が、阪神―DeNA戦(甲子園)を中継した関西テレビ(カンテレ)で元阪神・掛布雅之氏(69)とともに解説を務めた。 0ー0の4回1死一塁の場面。この日昇格し即「4番・一塁」で先発出場した阪神・大山悠輔内野手(29)を迎えた。 DeNA先発・ジャクソンの3球目ナックルカーブは外角のきわどいコースに入ってきたが、大山はしっかりと見送りボール。清原氏が「あれを見送れるのは状態がいい証拠」と口にすると、5球のインコースを突いた153キロ直球を見事に中前にはじき返し、2打席連続安打とした。 清原氏は「(抹消前と)一番の違いは、これまでは構えた時に背番号3が見えすぎてたんですよ。それで右肘が抜けづらかったのが、(今日は)自然体で構えられていたんで、詰まらされましたけど、うまく右肘を抜きましたよね」と打撃フォームの違いを解説。速いインコースをさばいた打撃を称賛した。 大山は第1打席でも右前打。清原氏は「しっかり調整してきたと思う」などと状態の良さに太鼓判を押していた。