ステート・ストリート、仏ソシエテのカストディー事業買収を検討
(ブルームバーグ): 米ステート・ストリートは仏銀ソシエテ・ジェネラルのカストディー(証券保管)事業を買収する可能性について検討している。内情を知る複数の関係者が明らかにした。ソシエテは事業の合理化を進めている。
情報の部外秘を理由に匿名を条件に語った関係者によると、ステート・ストリートは、ソシエテ・ジェネラル・セキュリティーズ・サービシズ(SGSS)の取得条件について協議を行っている。ソシエテは10億ユーロ(約1640億円)余りの買収額を求めているという。
SGSSに対しては、他の企業も取得に関心を寄せており、ステート・ストリートが合意にこぎ着けるかは確実ではないという。ソシエテとステート・ストリートの担当者はコメントを控えた。
原題:State Street Said to Explore Acquisition of SocGen’s Custody Arm(抜粋)
--取材協力:Dinesh Nair、Sonia Sirletti.
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Alexandre Rajbhandari, Jan-Henrik Foerster, Manuel Baigorri