「実は遅れている」捕球するときのあの動作についてアドバイス イチローが沖縄の高校生へ熱血指導
日米通算4367安打で現在はメジャーリーグ・マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさんが16・17日の2日間にわたり、沖縄県立宮古高校野球部のおよそ20人に熱血指導を行いました。イチローさんの高校生指導はこれで8校目となります。 【画像】イチロー高校生指導で窓ガラス割るハプニングも生徒からは「ナイスバッティング!」と拍手 雨のため室内練習場で練習開始。笑顔でキャッチボールやトスバッティングなどウォーミングアップを行うと、そのまま走塁指導へ。 1塁ランナーの想定でリードの取り方・打球判断の方法など身振り手振りまじえて指導しました。 グラウンドへ移動すると、ノック練習を観察。一通りチェックすると打球を見きわめる際に「一歩目にジャンプをすることは(次の動作へ)早くなっていると感じているだけ。実は遅れている」と野球部へアドバイス。 今度はバッティングで実技指導を行ったイチローさん。現役時代と変わらぬスイングから23本の柵越えを見せました。間近でバッティング見た野球部たちは“おぉ”と歓声をあげるなどバッティングに釘付けに。 練習後には、野球部とおよそ45分ミーティングを行ったイチローさん。 「頑張って。頑張るしかないですよ。どんなときも頑張るしかないですよ。楽して成果は得られない」と力強いまなざしで野球部へコメントを残し、2日間の指導を終えました。