松本市の公設地方卸売市場 必要な申請せずに増築工事 臥雲松本市長「適切ではなかった」
テレビ信州
松本市の公設地方卸売市場で建築基準法で義務付けられた申請を提出しないまま増築工事が行われていたことが明らかになりました。 市によりますと松本市笹賀の公設地方卸売市場で1989年から2011年にかけて市場に入っている複数の業者が行った中2階など4か所の増築工事について建築基準法で義務付けられた「建築確認申請」を市に提出していなかったということです。 排煙設備がないなどの不備も確認されています。 2020年の調査で判明しましたが、20日まで公表されませんでした。 松本市臥雲義尚市長 「改善を指導する相手を特定する必要がある。特定をして、改善の指導、そこを一つの公表を始めとしたタイミングとして考えたことが総合的に考えたときには適切ではなかった」 市は中2階部分については閉鎖する方針で、ほかの3か所については対策を講じるとしています。