RKB毎日放送

居住実態がない福岡県久留米市が発行した国民健康保険証を不正に使用し、自己負担金以外の支払いを免れたとして詐欺の疑いで逮捕された過激派組織・革労協主流派メンバーの69歳女性について福岡地検は起訴しないことを決めました。 過激派組織・革労協主流派メンバーの69歳女性は去年7月から8月にかけて2度にわたり、居住実態がない福岡県久留米市が発行した国民健康保険証を東京都内の病院で不正に使用し、自己負担金以外の支払い約9000円を免れたとして、詐欺の疑いで逮捕されていました。 警察は、逮捕時の女性の認否を明らかにしていません。 この女性について、福岡地検は4日付けで起訴しないことを決めました。 不起訴の理由について福岡地検は、「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。 女性は、かつて2つの事件に関わったとして凶器準備集合の疑いなどで指名手配されていましたが、いずれも時効となっています。