満開の桜が選手を出迎えた

　サッカーJ2「水戸ホーリーホック」が4月11日、静峰ふるさと公園（那珂市）で先崎光（崎はたつさき）那珂市長を表敬訪問し、今月13日に行われるホームゲームと市町村イベント「那珂市の日」をPRした。（水戸経済新聞） 【写真】特製バーガーを持つ牛澤選手（左）と前田選手 　同園を訪れたのは、同チームの小島耕社長と那珂市のホームタウンPR大使を務める牛澤健選手、前田椋介選手の3人。桜が満開となった同園では、先崎市長と玉川明副市長、市職員、同市のキャラクター「ナカマロちゃん」が選手らを出迎えた。同市から選手へ「ナカマロちゃんトートバッグ」とぬいぐるみが贈られると、前田選手は「会場入りするときに持っていきます」と笑顔に。先崎市長は「公園の桜が満開になるタイミングで皆さんを迎えることができて良かった。次のホーム試合をきっかけにチームが上昇気流に乗ってほしい」と激励の言葉をかけた。 　牛澤選手と前田選手は13日の市町村イベント「那珂市の日」の開催に合わせて、那珂市のとんかつ店「あげや」（後台）とコラボバーガーを開発。販売を前に、市長らとともに出来たての商品を試食した。牛澤選手が手がけたのは、地元・名古屋の名物、どて煮をイメージした「うしざわどて煮de常々勝（とことんかつ）バーガー」。前田選手は出身地・宮崎の定番グルメ、チキン南蛮にかけて「宮崎南蛮風de常々勝バーガー」を発表した。2商品は13日のみ、試合会場で販売する。 　表敬訪問後には「なかLuckyFM公園」（那珂総合公園）へ移動しサイン会を実施。来場者には、先着で特製ステッカーも配った。同チームのサポーターで横浜市在住の松下雪菜さんは「全試合、横浜から応援に行っている。ホーム戦では勝利を収めて北関東ダービーで優勝してほしい」とエールを送った。試合に向けて、牛澤選手は「守備を0点に抑えながら、自分も点に関わるプレーがしたい」と意気込む。 　試合は4月13日、ケーズデンキスタジアム水戸（水戸市小吹町）で14時キックオフ。那珂市在住・在学・在勤者は優待価格でチケットが購入できる。