ウイスキーを無免許転売 国税、男性に罰金通告
高級ウイスキー「マッカラン」など計約1500本(2500万円相当)を無免許で繰り返し転売したとして、大阪国税局が酒税法違反で、無職の20代男性に罰金相当額の納付を通告する行政処分を行ったことが5日、関係者への取材で分かった。酒税法は、継続して酒を売る場合、免許を取得する必要があると定めており、国税局は注意を呼びかけている。 新型コロナウイルス禍で「家飲み」需要が高まったこともあり、人気の高い酒の個人間取引や高値での転売が活発化。国税局によると、家庭で不要になった酒を1、2本フリマサイトなどで売る程度は問題ないが、継続する場合は無免許販売に該当する恐れがあるという。