BUDDiiS「頑張れる理由でいてくれてありがとう」 初めての武道館ワンマンは未来へ進むための特別な夜に
BUDDiiSメンバーがひとりずつ語った感謝
ツアーTシャツに着替えたメンバーがアンコールの声に応えて再び登場。ひとりずつ、あらためて思いを語っていく。「武道館に立ちたいって言っていたけど、どこか冗談半分でまさか立てると思ったなかったから言っていたというのもあるし、夢の話で話していました。それがまさか現実になるとは思わなくて。今日もパフォーマンスするまで実感がなくて。いざ立ったらめちゃくちゃ楽しいし、あらためて今ここにいる皆さんを大切にしたいなって思いました」(MORRIE)、「この景色は一生の宝物です。ひとつだけ言ってもいいですか? (肉声で)バディ、愛してるよー!」(SEIYA)、「このメンバー10人でこのステージに立てたことを嬉しく思います」(HARUKI)、「結成当時を思うと、武道館という大きなステージは夢にも思ってないというか、届かないと思っていた世界。こうやってバディのみんなが応援してくれて、僕たちもできる限りそれに応えようという気持ちでパフォーマンスさせていただいて。ここに立っているのが嬉しい気持ちでいっぱいです」(TAKUYA)、「横浜武道館で(ライブを)やった時に『日本武道館でできたら最高だよね』って言っていたんですけど、こうやって本当にみんなで立つことができて心から幸せでした」(SHOW)、「一人ひとりの人生にBUDDiiSとして関わることが幸せです。これからも音楽やいろんなことを通して幸せを届けていくように頑張りますので、よろしくお願いします」(KEVIN)、「いい意味で武道館は中ボス的な感じ。僕らが目指す終着点ではないので、僕らのストーリーはめちゃくちゃ面白いものになると思う。そんなグループを推してるって胸を張って自慢できるグループでずっといますので、これからも一緒に楽しいことをしましょう!」(FUMIYA)、「BUDDiiSだけじゃなく、BUDDiiSを応援してくれるバディの一人ひとりが一緒にいてくれるこのライブが幸せな時間だなと毎回思っています。もうそろそろ終わっちゃうんで、さみしいなあ。これからも欠けることなくずっと一緒にいられることを願っています。大好きです」(YUMA)、「ついてきてくれる方、ありがとうございます。BUDDiiSを選んでくれたメンバーのみんなも、ありがとうございます。最高のメンバーとライブができているBUDDiiSというグループが大好きで仕方ないんで、これからも僕たちについてきてくれたら、もっともっと夢を見せます」(SHOOT)、「ちょっと前までは自分のためだけにお仕事をしちゃっている部分があったんですけど、ここ何年かは誰かのために誰かのことを思って活動ができるようになりました。その誰かはバディのみんなです。バディのみんながいてくれるから、挫けそうになったり、踏ん張らなきゃいけない時に心が強くなって頑張れるんです。俺が頑張れる理由でいてくれてありがとう」(FUMINORI)と、バディへ思いを伝えていった。 最後は再び「Ütopiia」。清々しく、明るく、楽しい笑顔でパフォーマンスをして、幸せを届けていく。「最後まで一緒についてきてくれてありがとうございます! 日常でツラくなっちゃったり、元気がなくなっちゃったりしたら、ぜひ今日のライブを思い出して、少しでも笑顔になってください。またどこかでお会いしましょう!」と去っていった10人の未来はまだまだ広がっていくはずだ。そう予感させる公演であった。
高橋梓