古田織部四〇〇年忌「大織部展」岐阜県現代陶芸美術館で開催中/岐阜
古田織部の四〇〇年忌にあたる今年、織部ゆかりの道具、織部焼をはじめとする陶磁器などを紹介する展覧会が、岐阜県現代陶芸美術館(岐阜県多治見市)で開催されている。 現在の岐阜県本巣市に生まれ、武将茶人として、信長、秀吉、家康の三人の天下人の茶道指南役として仕えた古田織部。激動の時代を生きた謎多き茶人の生涯をたどるとともに、国宝、重要文化財の計14点を含む織部焼をはじめとする美濃焼と織部ゆかりの道具、また桃山から江戸時代にかけての諸窯のやきもの160点余りを紹介する(会期中に一部展示替えあり)。
期間は10月26日まで。観覧料は大人800円、大学生600円、高校生以下無料。9月12日から10月19日まで開催される、「国際陶磁器フェスティバル美濃」の3催事に各1回入場できる共通券は1500円。