360度映像 西浦達雄がライブで高校野球ソング 清水次郎アナ仮想実況も
ABCラジオまつりの舞台で清水次郎アナも仮想実況
360度映像 西浦達雄がライブで高校野球ソング 清水次郎アナ仮想実況も ライカライフ THEPAGE大阪
13日に大阪府吹田市の万博記念公園「お祭り広場」で開かれた「創立65周年 ABCラジオスプリングフェスタ2016」は、朝から多くのリスナーが訪れ、同ラジオのリスナー総出演の生放送番組などバラエティに富んだ内容となった。中でも、同局の高校野球実況などを担当する清水次郎アナウンサーと、高校野球中継のテーマソングを長年担当したことで知られるシンガーソングライター、西浦達雄がライブで実況とテーマソングを続けて披露するという、久々の組み合わせは、ファンを泣かせる演出だった。今回はその模様を舞台に設置した360度カメラ映像でもお送りする。 ※全天球カメラの映像(※お使いのパソコンやスマートフォンで再生できない場合があります。スマートフォンでは、youtubeアプリでご覧いただけます)
高校野球よ永遠なれ、甲子園球場よ永遠なれ
舞台では放送のない時も舞台で様々なイベントが行われたが、午後には同局の夏の高校野球中継のテーマソング担当を2014年までの28年務めたシンガーソングライターの西浦達雄が登場。CM「ホテルニューアワジ」の歌でも知られるが、関西の高校野球ファンなら西浦の歌声を知らない人は少ないだろう。 そんな西浦が歌うということで、同局の野球実況などでおなじみ、清水次郎アナウンサーも登壇。西浦が歌ったテーマソングの中では初期にあたる「手の中の青春」を歌う前に、清水アナが「仮想実況」を披露した。「目を閉じて聴いてください」と呼びかけ、目を閉じた人には一気に甲子園の風景が広がったことだろう。 清水は長年、野球実況でも知られ、阪神タイガース戦のほか、高校野球の決勝も実況を担当してきたこの道20年のベテラン。太陽の塔の後ろで、最後は決勝戦の「逆転サヨナラホームラン」のホームインまで、仮想とは思えない熱のこもった実況で、最後の言葉「高校野球よ永遠なれ、甲子園球場よ永遠なれ」を響かせ、会場中を感動させ、舞台を降りていった。 その後に響く、西浦達雄のテーマソング。西浦自身も「もう担当は終わりましたけど、こうしてこの場に呼んでもらえてすごくうれしいです」と笑顔で語る。自らが講師を務める短大での教え子であるシンガー、LIKA LIFE macoとともに最後まで熱唱を繰り広げ、多くのリスナーから拍手喝采をあびていた。 この模様は、21日放送の同局ラジオ番組「武田和歌子のぴたっと」内で放送予定となっており、これが清水アナの最後の実況を聴く機会になるかもしれない。