【アジアバドミントン選手権】奈良岡功大は決勝進出ならず。「ファイナルゲームにもつれたのが敗因です」
4月13日にアジア選手権(中国・寧波)5日目が開催され、各種目の準決勝が行なわれた。男子シングルス準決勝:李詩灃(中国)に1-2で敗れた奈良岡功大のコメントを紹介する。 ――試合を振り返って 2ゲーム(ストレート)で勝てればよかった試合。ファイナルゲームにもつれたのが敗因だと思います。 ――序盤はアグレッシブなプレーが多かった カナダオープンで負けた時に、相手が「奥、奥、前」というラリーをやってきたので、逆にこっちがやったらどうなるんだろうと思って動かしたら、うまくいっていました。 ――第2ゲームは取り切れなかった。悔やまれる場面は? 15-17でカットをミスした場面ですね。自分の球がネットインして、返ってこないかと思ったらロブが返ってきた。ハーフくらいに甘くきたので、カットを打ったのにミスしました。もう1回、クリアーでもよかったですね。 ――終盤は、足が動かなかった つる手前のような感じになりました。体力的には疲れてはいないけど、最近は足がきつくなって負けてしまう試合が多い。足の強化をしていきたいです。 ――短い試合をめざしてきたが、今日は長いラリーも多かった 相手の得意な形にさせないようにはしていましたが、うまく拾えていたとは思います。 ――日本勢で唯一のベスト4 Super1000相当で(ベスト4の)8000点を取れたので、トマス杯のポイントにもなる。上出来かなと思います。 ――パリ五輪に向けて まだ4カ月あるので、ケガをしないように準備をしていきたいです。さっきも言いましたが、足の強化をしていきたいです。
取材・写真 平野貴也 構成 バドミントン・マガジン編集部