13日土曜 北陸や長野県・関東北部で大雪の恐れ 時間にゆとりを
13日 関東北部で大雪 都心にも雪雲 14日にかけて交通影響に注意
また、13日(土)は長野県や関東北部で断続的に雪が降り、午後は雪が強まり大雪となる見込みです。関東北部の山沿いでは一晩で一気に積雪が急増する所もあるでしょう。14日(日)にかけて厳しい冷え込みとなるため、積雪や路面の凍結による交通の影響などにご注意ください。 また、関東南部の平野部でも夕方以降は一時的に雪雲が流れ込んで、雪やみぞれ、雨が降る可能性があります。なお、東京都心では、まだ今シーズン初雪の観測はされておらず、このタイミングで初雪となる可能性があります。都心で雪が積もることは今のところなさそうですが、まだ予報が変わる可能性もありますので、最新の情報にご注意ください。 ※東京都心の初雪の平年日は1月3日で、昨シーズンは平年より21日遅い1月24日に観測されました。 車での峠越えは必ず冬の装備で、雪道に慣れていない方は運転を控えてください。また、13日(土)と14日(日)は、大学入学共通テストが開催されます。雪が予想される地域では、交通の影響に注意し、時間に余裕を持ってお出かけください。 13日(土)は全国的に寒さが厳しくなるため、防寒グッズは必須となるでしょう。被災地では低体温症に十分気をつけて、できるだけ暖かくして、お過ごしください。
冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」
13日(土)は、関東でも雪の予報が出ています。車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。 (1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。 (2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。 (3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。 (4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。 (5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。 5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。
日本気象協会 本社 石榑 亜紀子