ヤンキース・ブーン監督、仮に大谷登板しても「対応できる」 ジャッジとの対決には「スポーツ界にとって素晴らしいこと」
【ニューヨーク22日(日本時間23日)】米大リーグのワールドシリーズ(WS=7回戦制)は25日(同26日午前9時8分開始)にドジャースタジアムで開幕する。ヤンキースのアーロン・ブーン監督(51)がヤンキースタジアムで記者会見に出席し、アーロン・ジャッジ外野手(32)とドジャース・大谷翔平投手(30)の両リーグMVP最有力候補が対決することに「ジャッジがこの大舞台でプレーできることを非常にうれしく思う。そして翔平との対戦。もちろん彼もとてつもない素晴らしい才能の持ち主だ。ドジャースに移籍して素晴らしいシーズンを披露した。(2人の対決は)スポーツ界、野球界にとって素晴らしいことだと思う」と心待ちにした。 さらに念を入れて大谷の登板に備えるかという問いには「そこについてはあまり考えていなかった。答えはNOだが、その場合でもチームは全てに対して対応できる準備はしている。対戦投手が何を投げるかどんな特徴があるかは全て理解している」と冷静だった。 両軍は6月7―9日3連戦し、にヤンキースタジアムで対戦し、ヤンキースの1勝2敗。当時、ワールドシリーズで戦う可能性を考えたかという質問には「若干思った部分はある。私が監督に就任してかたヤンキース対ドジャースというのは常に感じるものがあった。両チームとも毎年プレーオフ進出し10月に対決するのを期待されている。43年ぶりと聞いている。素晴らしいシリーズになるだろう」と語った。