ベストアルバムを発売する小田和正

　シンガー・ソングライターの小田和正（７７）が、ベストアルバム「自己ベスト―３」を１１月２７日に発売することが３０日、発表された。２０１６年にオールタイムベスト「あの日あの時」を発売しているが、最近のヒット曲を中心に構成された「自己ベスト」シリーズは０２年、０７年のリリースに続く第３弾で、約１７年ぶりとなる。 　ファン待望の「自己ベスト」が帰ってくる。小田が５４歳の時に発売した「自己ベスト」は、リリース３週で１００万枚を突破し、現在までに３００万枚を超える大ヒットを記録した。小田が還暦の時に発売の「自己ベスト―２」は、オリコンのアルバムチャートで６０代アーティストとして史上初の首位を獲得。記録ずくめのベストアルバムシリーズとなっている。 　今作も、えりすぐりの１６曲だ。オフコース時代のセルフカバー作品「哀しいくらい」「Ｉ　ＬＯＶＥ　ＹＯＵ」、自身のレーベル名となった「Ｌｉｔｔｌｅ　Ｔｏｋｙｏ」、小田の映画監督作品「緑の街」（１９９８年）の劇中歌となったシングル楽曲「遠い海辺」などを収録。１６曲中１４曲がタイアップ曲となっている。９月に発表した最新曲「すべて去りがたき日々」などの配信限定楽曲も３曲入っている。 　前２作品の初回盤は注文が殺到したため売り切れが続出していた。ファンからの声に応え、今回は同シリーズ３枚セット限定ボックスも復刻される。前２作品は共にリマスタリング盤として新しく生まれ変わり、「―３」の収録曲も発売当初の音源が一部リミックスされる。