西武・渡辺監督が “完売御礼”のファンに感謝 サヨナラ呼んだ栗山巧&元山飛優を称賛
◇プロ野球パ・リーグ西武6x-5日本ハム(1日、ベルーナドーム) 西武は3-3の同点で迎えた9回に2点の勝ち越しを許すも、その裏に栗山巧選手の押し出し四球、元山飛優選手の2点タイムリーヒットでサヨナラ勝ちとなりました。 【画像】2軍で奮闘する西武・渡部健人選手 試合後、渡辺久信監督代行は「(この勝利を)みんな自信にしてほしいです。今日は(先発の)武内が3点取られながらも、その後のピンチで水上がしっかりしのいでくれたところが大きかった。最終回にアブレイユが打たれましたけど、そのあと諦めずに攻撃して逆転まで持っていけたのは、本当に素晴らしい試合だったと思います」と選手たちを称賛しました。 前日に試合を決める逆転2ランホームラン。この試合は土壇場で9球粘っての押し出し四球を選び、次につなげたベテランの栗山選手に対し渡辺監督代行は「昨日のヒーローが、今日は2ストライクと追い込まれた後の四球ということで、しっかりとつなぎ役に徹してくれた」と称賛しました。 8月28日に1軍昇格し、そこから2試合ヒットが出なかったものの、サヨナラタイムリーヒットを放った元山選手については「スタメンということで、本人もすごく危機感もあっただろうし、そういう中で非常に集中して、毎打席毎打席いい打席をすごしてくれたらなと思います」とコメントしました。 また、この試合は満員となり、試合中の電光掲示板に“完売御礼”の文字が映し出されました。渡辺監督代行は「完売御礼が映った時、今の状況でもこれだけの人が応援に来てくれるということをしみじみ感じましたし、いい試合をしたいなという思いが、あの電光掲示板を見た瞬間に思いましたね」とファンへ感謝のコメントを残しました。