盛岡のギャラリーで恒例のアートマート 寒い冬の暮らしに明るい彩りを
東北にゆかりがあるアーティストなどによるアートマート「Cygnus parade(シグナスパレード) 2024→2025」が現在、「Cyg art gallery(シグ アートギャラリー)」(盛岡市菜園1)で開かれている。(盛岡経済新聞) 誰かへの贈り物や、自分へのプレゼントなどを選ぶ機会が増えるホリデーシーズンに合わせ、アート作品の購入を身近に感じてもらおうと2021年に始まり、今年で4回目を迎える同マート。普段は同ギャラリーを訪れることがない人が気軽に足を運ぶきっかけにもしたい考えという。 今年出展したのは、版画家のあるがあくさん、現代美術家の浅倉伸さん、銅版画家の岩渕俊彦さん、グラフィックデザイナーの上野澄恋(すみれ)さん、画家の辛(かのと)遊理さんと彫刻家の飯泉祐樹さんによるユニット「ohaoya(おはおや)」、陶芸家・根本裕子さんによる器のブランド「SANZOKU」、土人形作家の真坂歩さん、画家の吉田和夏さん。絵画や版画、造形作品のほか、食器、ポストカード、オーナメント、岩手県内の市町村をモチーフにした雑貨などを展示販売する。購入した作品は、一部を除いてすぐに持ち帰ることが可能。 同ギャラリーの千葉真利さんは「ほとんどの作品を持ち帰れるので、プレゼントを探しに来る人も多い。アートを家に持ち帰る楽しみや、誰かに贈り物をする温かい気持ちが、厳しくて寒い冬の暮らしの中にほっとする時間をつくり、明るい彩りとなれば」と話す。 1月13日まで。 同ギャラリーの営業時間は10時~18時。水曜・木曜定休。来年1月1日は休業、1月2日は営業。
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