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アクロバティックな演技で観客を魅了するブレイキン。２月１８日に行われた全日本選手権で岡山後楽館高校３年のＩＳＳＩＮこと菱川一心選手が初の頂点に立ちました。 （川上悠助　ディレクター） 「国内最高峰の全日本選手権が東京で行われています。岡山のＩＳＳＩＮ選手はどんな演技を見せてくれるのでしょうか」 演技の技術や表現力、独創性を競うブレイキン。３ラウンドで行われる準決勝でＩＳＳＩＮの前に立ちはだかったのは、全日本選手権３連覇中でパリオリンピック日本代表に内定しているＳｈｉｇｅｋｉｘです。 赤のＩＳＳＩＮは開始早々、足を持ちながら回転するオリジナルの新技、「足もち肩キャッチ」を成功させると、ダイナミックな演技で会場を魅了します。 一方、日本のブレイキンをけん引するシゲキックスはこのフリーズ。キレのある演技を見せます。そんなシゲキックスに勝つために全てをぶつけたというＩＳＳＩＮ。世界ランキング１位のシゲキックスを退け決勝に進出します。 決勝はパリオリンピック最後の１枠を争う石川のＨｉｒｏ１０。これまで何度も対戦し、切磋琢磨してきた相手に対し、準決勝の疲れを感じさせないパワフルな演技を見せます。結局、３対０のストレートで全日本初制覇。偉業を成し遂げたその目はその先を見据えていました。 （ＩＳＳＩＮ選手） 「素直にうれしい。代表選考大会に向け早く練習したい」 一方、ジュニアの女子では倉敷市出身のＭｉｒｅｉこと岸本美麗が頂点に立ち岡山勢が２つのカテゴリーを制しました。