映画『ビートルジュース ビートルジュース』大ヒットか、公開初週末で興収157億円達成
ティム・バートン監督の『ビートルジュース ビートルジュース』が、米国内での公開初週末に1億1000万ドル(約156億5000万円)の興行収入を達成したと複数のメディアが報じている。これは、オリジナルの『ビートルジュース』公開から約36年後のことだ。このコメディホラー映画は、今年の国内公開初週末興行収入で3位、9月の公開初週末興行収入で史上2位にランクインした。 『ビートルジュース ビートルジュース』は、今年の国内オープニング成績で『デッドプール&ウルヴァリン』(2億1140万ドル[約301億円])、『インサイド・ヘッド2』(1億5420万ドル[約219億4000万円])に次いで3位にランクインした。 制作スタジオであるワーナー・ブラザースが予想していた8000万ドル(約113億8000万円)という控えめな初週末の予想を、同作が大きく上回ったとVarietyが報じている。 マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラがそれぞれオリジナルの役を再演し、新キャストとしてジェナ・オルテガとウィレム・デフォーが加わった。 Deadlineによれば、『デッドプール&ウルヴァリン』は週末の興行成績で2位に入り720万ドル(約10億2500万円)を稼いだ。3位はロナルド・レーガンを描いた伝記映画『レーガン』で520万ドル(約7億4000万円)を稼ぎ、4位は『エイリアン:ロムルス』で390万ドル(約5億5000万円)で続いた。 『ビートルジュース ビートルジュース』は、オリジナル版で登場したディーツ家がウィンター・リバーの街に戻ってくる物語である。リディア・ディーツ(ウィノナ・ライダー)の娘を演じるジェナ・オルテガが、誤って死後の世界への扉を開けてしまい、ビートルジュース(マイケル・キートン)が現実世界に戻ってくることを許してしまう。今回の映画は、興行的に成功しただけでなく、視聴者や批評家からも高い評価を受けている。Rotten Tomatoesでは視聴者スコア82%、批評家スコア76%を記録している。 バートン監督の今回の続編は、公開初週末の興行収入だけで、オリジナル版『ビートルジュース』の累計興行収入を上回った。1988年に公開されたオリジナル版は、全世界で7480万ドル(約106億6000万円)の興行収入を記録し、国内初週末の興行収入は800万ドル(約11億4000万円)強であったとBoxOfficeMojoが報じている。
Molly Bohannon