ガーデニングで心折れないために…初心者が知っておくべき5つのポイント
ガーデニングにはセラピー効果があり、心地よい集中を促してくれます。ただし、きちんとした形で手順を学ぼうとすると、道半ばで心が折れてしまいそうですよね。そこで、今回は専門家にアドバイスをもらいながら、そうならないためのやり方を考えてみました。ガーデニングを始めるために必要な5のポイントをご紹介します。 【写真集】ベランダでもOK!ガーデニング初心者が知っておくべきポイント
正しい道具をそろえて
質のいい道具をひとそろい用意しておくと、ガーデニングに必要な日常的な作業を滞りなく済ませられますし、お気に入りの植物や芝も元気に育ってくれます。必要以上の労力をかけることなく、的確な形でお手入れすることができるのがいいですね。「何より重要な芝刈り機に加えて、私が常に装備しているのは、高品質の剪定ばさみと、枝切りばさみ(手動でも電動でも可)、剪定のこぎり、取っ手の長い移植ゴテ、ハンドフォーク、それから除草に使うクワです」と、イギリス・ロンドンの王立植物園、キューガーデンで植物コレクションのキュレーターを務めるサイモン・トゥーマーはいいます。
プランターに夏用の花を植えよう
これは、玄関前や殺風景な裏庭に彩りを添えるのにもっとも簡単な方法。こう教えてくれたのは、ヘイズ・ガーデン・ワールドのガーデン・エキスパート、アンジェラ・スレイターです。植物はカラーコーディネートをする必要がありません。色とりどりの花を咲かせてくれるだけで、十分な役割を果たしてくれるのです。 夏に花を咲かせる植物たち(ゼラニウム、ペチュニア、コスモス等)はそれほど高価ではありませんし、千円以下で購入できるプランターも豊富。肥料や保湿剤を含むプランター用の培養土を使えば、お手入れの手間も省けるし、乾燥しがち季節も乗り切れるはずです。
アウトドアリビングを設置
庭の隅や裏庭に、ちょっとしたスペースをつくりましょう。快適で居心地のいい場所に整えて、ゆっくり座り、リラックスするのです。まずは、その一帯を掃除から。ゴミを取り除き、除草し、土を掘り返してください。 裏庭を整備するのなら、壁やフェンスを塗ることから始めます。プランターを置いたり、敷地の境界線に植物を植えれば、景色をやわらげることができますし、道路や隣家からの騒音を抑えることもできます。おすすめは、バラやハニーサックル、スイートピーのような香りのいいもの。よりゆったりとした雰囲気をもたらします。 このアウトドアリビングを、ガーデンソファやデイベッド、クッション、ラグ、それからカラフルなラウンジチェアでスタイリングしましょう。寒い季節に備えるため、ファイヤーピットや屋外用のヒーターに投資することも忘れずに。