舘ひろし&柴田恭兵に“あぶデカ”ファン悲鳴 柴田恭兵「皆さんはタカとユージの娘たち」
俳優の舘ひろし、柴田恭兵が11日、大阪市内でダブル主演映画「帰ってきた あぶない刑事」(24日公開、原廣利監督)の舞台あいさつ付き先行上映会に出席した。 「『タカ&ユージが帰ってきた!』ファンミーティングin大阪」として開催。熱狂的なファンの、悲鳴のような黄色い声援に迎えられた舘は「本当に老体にむち打って頑張りました。楽しんでいただけたら幸いです」と笑顔。柴田も「あぶ刑事ベイビーたちに会うのを楽しみにしていました。ここにいる皆さんはタカとユージの娘たちです。お年を召した娘さんもいらっしゃいますが、本当に関西のあぶ刑事ファンの皆さん、本当に熱くて、いつもうれしいです」と、客席の熱い思いに応じた。 クライマックスのアクションシーンは神戸で撮影。舘はハーレーに乗ってのショットガンシーンに「恭様と違って走ったりする必要はない。乗っていればいいので割と楽でした」とニヤリ。柴田も「今回の舘さんのショットガンのシーンは、今までの映画の中で一番。本当にかっこよかったです」と絶賛した。一方自身の走り回ってのアクションについては「全身筋肉痛でした」と即答。笑いを誘いながら「ずっと思っていたのは、70歳を過ぎてから映画を撮りたいと思っていまして。同世代の方に向けて『タカとユージは頑張ってますよ』というメッセージではないですが、見てもらいたいなと思って年相応に一生懸命走りました」と振り返った。 ファンからの、入れ替わるとしたらどんなことをしたいかという質問に、柴田は「僕はやっぱりハーレーに乗ってショットガンを撃ちたい」と希望。舘は「ユージとは違うんですけど、恭様と入れ替わったら野球がうまくなりたいですね」と笑わせた。また8歳の娘さんと来場したファンから、次回作についての意欲も聞かれた舘は「体力が持てば」と前向き。柴田は「お嬢さんがお母さんみたいなステキな女性になったら、またお会いしましょう」とセクシーにきめた。 「あぶない―」は1986年に日本テレビ系で放送された刑事ドラマ。2016年の映画「さらば―」で、主人公の「タカ」こと鷹山敏樹(舘)、「ユージ」こと大下勇次(柴田)は、刑事を定年退職し、ニュージーランドで探偵業を営む結末だったが、今作で横浜に戻り“一日署長”として難事件解決に挑む。
報知新聞社