ブルネイのマティーン王子の婚礼が始まる 10日間に渡って開催
昨年10月に婚約を発表したブルネイのマティーン王子とアニシャ・イサ・カレビク。現地時間1月7日(日)から結婚式を含む婚礼の儀式がスタートした。1月16日(火)まで10日間かけて行われる。 【写真】まだまだいる! 世界の独身プリンス&貴族を大発掘
マティーン王子(左)はハサナル・ボルキア国王(右)の第10子で4男。昨年5月に行われたチャールズ国王の戴冠式や6月に開催されたヨルダンのフセイン皇太子とラジワ妃の結婚式に出席するなど、公の場所に登場することも多い。2019年には今上天皇の即位礼正殿の儀にも出席している。
16日間の皮切りに行われたのは結婚式前の儀式「Khatam Quran」。雑誌『ピープル』が伝えている。
新婦のアニシャはブライダルブランド「Teh Firdaus」のカスタムメイドのウェディングドレスを着用。ブランドのSNSがドレス姿を公開した。
アニシャは王子の父ボルキア国王の特別顧問を務め、貴族の称号を与えられているペヒン・ダト・イサの孫娘。
長年王子と交際していたと報じられている。昨年1月に行われた国王の娘アゼマ王女の結婚式にも王子と共に出席、当時から婚約間近なのではないかと噂されていた。
続いて10日(水)には国王の公邸であり、政府庁舎でもあるイスタナ・ヌルル・イマンで「Berbedak Mandi」と呼ばれる儀式が行われた。アニシャは同じく「Teh Firdaus」の異なるドレスを着用した。
フォトグラファーのムアシ・ロスマンは「マティーン王子とアニシャは親しい人たちから祝福を受けました。両親や兄弟、縁ある年長者たちがこの記念日を祝い、もうすぐ結婚する2人を華やかで、かつ伝統に則った雰囲気で包み込みました」とコメントしている。
ウェブサイト「ナショナルニュース」によるとこの儀式はパウダリングセレモニーとも呼ばれ、豊穣と富を象徴するもの。
家族らがスクラブ状の粉をペーストを新郎新婦の手、もしくは全身に塗り、2人を祝福する。
この儀式でアイシャは真っ赤なドレスも着用、伝統的なヘッドドレス姿を披露した。式はまだまだ始まったばかり。続報を楽しみに待ちたい。