配水管工事で深さ1.2mの穴に“犬散歩中の通行人”が転落…鎖骨骨折のケガ 誘導員が一時的に持ち場離れる 大阪市
12月10日、大阪市西成区で行われていた配水管設置工事で掘られていた穴に、自転車で犬の散歩をしていた高齢男性が転落する事故がありました。 大阪市によりますと、10日午前11時45分ごろ、西成区千本北1丁目付近で行われていた老朽化した配水管の交換工事の現場で、犬の散歩をしていた高齢の男性が工事のために掘っていた幅約90cm、深さ約1.2mの穴に転落したということです。 現場付近は通行止めとしていましたが、事故当時、交通誘導員が一時的に持ち場を離れていたことで、通行人が工事現場の中に進入してしまったということです。 男性は病院へ搬送されましたが、鎖骨を骨折するなどのケガをしました。 大阪市は「今後、このような事故が起こらないよう、施工業者に現場の安全管理に対する指導を行い、事故防止に取り組む」としています。