美容師が教える「マフラーで髪型が崩れない」コツ。襟足はイン、静電気にはオイル
すっかり寒くなり、マフラーが必須な季節に。マフラーをつけるとせっかくセットした髪が崩れてしまいませんか?「マフラーをするなら襟足はインして!」と話すのは女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。47歳の読者をモデルにその理由を教えてもらいました。 【写真】マフラーをつけてもすてきな耳かけヘア
マフラーをつけたとき「襟足の毛」どうしてる?
八木ちゃん:急に寒くなってきましたね。やっと冬らしい冬になってきました。 さとゆみ:わたしもこの間、やっとマフラーを使いました。これからは活躍しそうですよね。で、前から聞きたかったんですけれど、マフラーをするときって、襟足はどうすればいいんでしたっけ? 八木ちゃん:ああ、それ、お客さまにもよく聞かれる質問なんですよ。 さとゆみ:とくに髪が短かったときは、すごく気になった! 八木ちゃん:はい、解説しましょう! マフラーやストールを使うとき、襟足の毛をマフラーの外に出してしまいがちなのですが、これ、じつはやめたほうがいいです。 さとゆみ:どうして? 八木ちゃん:まず、襟足が折れてしまうので、ハネるクセがついてしまうんです。マフラーを外したあとに、そのクセが残ってしまうと一日じゅう髪が決まらないなんてことも…。 さとゆみ:ああっ! わかります。とくに、ショートやボブのときは、襟足がふくらみがちですよね。 八木ちゃん:はい、なので、襟足は髪が長くても短くても、マフラーの下に入れるのがおすすめです。ショートやボブの方はもちろん、厚みのあるマフラーを巻くときも外したときのことを考えて、内側に入れ込んでしまいましょう。 八木ちゃん:うれしいことに、マフラーに襟足の毛を入れると後頭部にふっくら感が出るんですよね。 さとゆみ:たしかに! バランスよく見えますね。これは自分では気づかなかった。これからは、襟足INを覚えます。
●静電気対策には「ヘアオイル」をつけて
八木ちゃん:もうひとつ、マフラーを使うと、静電気がすごくて…というご相談をよく受けます。 さとゆみ:それもわかります。 八木ちゃん:乾燥していると静電気がおきやすいので、ヘアオイルなどをのばして保湿しておくといいですよ。 八木ちゃん:ヘアオイルはたっぷり手にとって、指の間までよく伸ばしてください。 八木ちゃん:とくに、静電気が起こりやすい中間から毛先にぬって、しっかり保湿しましょう。 さとゆみ:これはすぐにやってみたいです。