松本人志裁判で文春側弁護士「次回までに文春記事が真実と信じる相当の理由を有していたことを主張立証する」
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が自身の性的暴行疑惑を報じた「週刊文春」に名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の文芸春秋などに、5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟の弁論準備手続きが5日、オンラインで行われた。原告の松本側代理人は都内でスポーツ報知などの取材に応じ、休業損害を算出して損害賠償に上乗せする可能性を示唆した。松本の様子についても「髪形は金髪で、これまでと変わらず元気です」と明かした。 【写真】松本人志が参加した豪華食事会 * * * * 文春側の喜田村洋一弁護士はこの日、スポーツ報知の取材に「次回(8月14日)までに、被告(文春側)が『週刊文春』の記事で真実であること、あるいはその内容が真実と信じる相当の理由を有していたことを主張立証することになりました」と明かした。 3月28日の第1回口頭弁論では「A子」「B子」の特定を求める松本側に「47年弁護士をやって、名誉毀損もたくさんやっているつもりですが、こんなことを言ってきたのは初めてですね。身元が分からないと認否できないなんて、そんなアホなことあるかいな」と一蹴。この日も「A子」「B子」の住所、氏名などは明かさなかった。 また、松本側がネット上に出ていた「A子」「B子」の情報を証拠として裁判所に提出したことに対し、請求を取り下げるべきと準備書面で要求した。
報知新聞社