演歌歌手・丘みどり、半端ない〝鬼練習〟バラエティ「千鳥の鬼レンチャン」で一躍人気 映画出演も経験、歌の深みは増すばかり
【ぴいぷる】 人気バラエティー「千鳥の鬼レンチャン」(フジテレビ系)でおなじみの顔だ。名曲のサビだけを一音も外さずに10曲連続で歌い切る〝鬼レンチャン〟を達成したことで、小学生からも「みどりちゃ~ん」と声をかけられるようになった。 【写真】花魁姿で熱唱する丘みどり「2カ月前から筋トレしました」 「あの番組のおかげで、コンサートって最高だなって、改めて思うようになりましたよ。ファン層も広がりましたし」 というのも、鬼レンチャンを達成するには、並大抵の努力では済まないからだ。 「番組収録の1カ月ぐらい前からはひたすらカラオケで練習です。その練習量は半端ないですよ。お仕事を終わって、家に帰って、子供にご飯食べさせて、寝かしつけして、後は夫に頼んで、そこから夜中にカラオケボックスに行ったり、コンサートの昼の部と夜の部の合間の休憩に行ったりとか、とにかく時間が必要なんです。鬼レンチャンの練習期間はクタクタですね」 カラオケの音程通りに歌うのは、プロでもすさまじく難しいという。 ■コンサートって自由! 「鬼レンチャンでは、カラオケの機械がとにかく正解。カラオケの示す音程バーの通りに歌わないといけない。単に歌の練習というよりは、どうやったら音程バーにぴったり合わせられるかをひたすら練習するんです。だからCDで聴いているのも違う。そこにはシンガーのくせが入ってますから。だからこそ、自分のコンサートで自由に歌えるのって、本当に楽しいんです。ためてもいいし、こぶしを回してもいい。歌うって本当に気持ちがいいとうれしくなりましたもの」 ■もう限界…涙止まらず そんな彼女の新曲は「涙唄」(キング)。女性の情の深さが伝わってくるエモーショナルな演歌だ。 「前作『椿姫咲いた』など、これまでは世界観のしっかりした曲が多かったので、現代に生きる人たちの葛藤とか恋愛とか、等身大の歌を歌いたいと思っていたんです。なので、今回はごく普通の女性の気持ちを歌っています。毎日、一生懸命に生きているからこそ、ふと立ち止まったときに私の人生これでよかったのかなとか思う気持ちってあると思うんです。自分にも投影しやすかったですね」 ということは、涙を流したこともあるのだろうか。