春の雄姿、鮮明に 田辺センバツ出場記念写真展 /和歌山
第96回選抜高校野球大会に出場した田辺高校(西嶋淳校長)の活躍を振り返る「センバツ出場記念写真展」(田辺高校甲子園出場実行委員会主催)が14日、田辺市役所3階コミュニティスペースで始まった。31日まで。入場無料。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 同校は今春、21世紀枠で選出されて76年ぶり3回目のセンバツ出場を果たした。3月18日の初戦で星稜(石川)に終盤勝ち越され2―4で惜敗したが、地元からの大応援団がアルプス席を埋め尽くし、応援団賞の優秀賞に選ばれた。 写真展では、毎日新聞記者らが撮影した20枚を展示。昨秋の近畿地区大会県予選で智弁和歌山などの強豪を次々に破った躍進やセンバツ出場決定時の歓喜、甲子園で躍動する選手などを切り取った臨場感あふれる写真が並ぶ。 実行委のメンバーで同校の元応援団長でもある新庄公民館職員の田上(たのうえ)拓未さん(27)は「憧れの甲子園のアルプススタンドのブラスバンドの横で試合を見ていたが、最後の最後まで勝つと信じて応援した」と当時の感動を思い出していた。 市役所開庁時間の午前8時半~午後5時15分(木曜は午後7時まで)に観覧が可能。6月4日~7月12日には新庄公民館に場所を移して同様の写真展がある。【大澤孝二】