スペック最強は誰だ!? 日本代表、能力値ランキング18位。ついに覚醒! 点取り屋が海外で躍動
北朝鮮代表とのFIFAワールドカップ26アジア2次予選に臨むサッカー日本代表のメンバーが14日に発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。発表時のメンバーが対象)
18位:小川航基(NECナイメヘン/オランダ) 生年月日:1997年8月8日 市場価値:230万ユーロ(約3.2億円) 23/24リーグ戦成績:24試合8得点1アシスト 日本代表通算成績:2試合3得点0アシスト 年代別代表でエースストライカーとして活躍していた小川航基が所属クラブでの活躍を受けて約4年ぶりに代表復帰を果たした。その大きなキッカケとなったのが昨夏のNECナイメヘンへの移籍だろう。既にリーグ戦では24試合で8得点1アシスト、公式戦では28試合で12得点1アシストとゴールを量産している。 初の海外移籍で二桁ゴールを記録していることからもわかるように、小川は得点を決める能力に優れている。右足、左足、頭とどこからでも強いシュートを打てる選手であり、横浜FCでプレーしていた2022シーズにはJ2得点王となる26ゴールを決めた実績がある。攻撃で「78.7」という高い数値を叩き出したのも納得だろう。 一方で得点に絡む以外のプレーには課題を残す。実際にキャリアを通してのアシスト数は少なく、今季も28試合で1アシストに留まっている。そのため小川自身がゴールを決められなくなると控えに落ちてしまう傾向にあり、これが長らく日本代表から遠ざかっていた理由でもある。ゴールを決める以外にも多くの役割が求められる日本代表に定着するためには、能力全般のアップが必要となってくるかもしれない。
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