新代表に野田元首相就任で立憲民主党はどうなる? 専門家が分析する“野党共闘”と“自民総裁選”への影響
「野田氏は質問力や演説の強さで存在感を押し出したいはず。選挙が近い今の状況で、自民党で誰を総裁として野田氏に対抗させるかと考えたとき、議論の構図となった際に(野田氏に)完全に押されているな、負けてるなという印象が残るとよくない。そのため、演説が苦手だったり、単に上手いことを言ってるだけかもしれないような候補者を担いでもいいのか、という疑問が強調されることになるのではないか」 こうした点を踏まえ、「政策通であるとか、議論に強そうな候補者が自民党の総裁選において(残りの総裁選期間において)肯定的に見られるのでは。ただし、老獪と評されがちな野田氏だが、野田氏の下で国政選挙に大勝した実績には乏しい。総選挙の行方がどうなるかは自民党の総裁選を踏まえて蓋を開けてみないとわからない。また臨時国会では冒頭解散させず、論戦を交わしたいはずだ」と語った西田氏。なお、自民党総裁選は9月27日(金)に投開票が行われる。 (『ABEMAヒルズ』より)