伯耆町議が百数十万円を着服し議員辞職 地区の自治会活動費の着服も明らかに(鳥取)
山陰中央テレビ
理事を務めていた用水路を管理する水利組合の積立金などを少なくとも百数十万円を着服していたとして、鳥取県伯耆町の町議会議員が、3日付けで議員辞職しました。 3日付けで伯耆町の町議会議員を辞職したのは、片岡千明元議員です。片岡元議員は、用水路を管理する「溝口谷川水利組合」の理事を務めていましたが、関係者によると、片岡元議員が会計を担当していた2018年以降、決算書の整合性が合わないことに組合員が気づき、調べたところ用水路の維持管理費の積立金など百数十万円の使途不明金が確認されたということです。 組合が持つ2つの口座は、いずれも通帳と印鑑を片岡元議員が管理していて、お金を自由に引き出すことができたということです。片岡元議員は5月14日に開かれた理事会で着服を認めたということで、3日に議員辞職願を提出し、受理されています。 伯耆町議会・勝部俊徳議長: (今後の行方を見守りたい) 水利組合では、被害届の提出を含めて、今後の対応について理事会を開いて協議するとしています。また関係者によると、片岡元議員は、会計を担当していた溝口地区の自治会組織でも活動費を着服していたことが確認されているということです。
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