いずみかわみほ（Ｃ）日刊ゲンダイ

　ショートドラマアプリShortMaxで10月に配信した「大富豪のバツイチ孫娘」（テレビ朝日）が世界1位になり、話題になっている。同作は中国で人気のウェブ小説が原作。主演の、いずみかわみほ（26）に同作の魅力を聞いた。 Z世代のカリスマMumeixxxを直撃！ フォロワー600万人は「友達感覚」…彼女流SNSの極意とは 　――初主演作にして大好評を博しています。 「私も驚いていて。世界1位って言われても実感が湧かないんですよね。ショートドラマは急ピッチで制作されるし、主演が決まってからは考える暇もなくて、まだその延長の気分です」 　――今作は夫の浮気から物語がスタートします。 「中国の原作は感情の起伏が激しい作品で……物語の最初の方は夫の浮気がわかったり、義母にいじめられたり、ずっと1人で戦うので演じていてもハードでしたね。途中から助けてくれる仲間も出てくるんですけど、前半は体力的にもメンタルもキツかったです」 　──ショートドラマならではの苦労は？ 「ものすごく距離が近くて、台本のセリフとか大げさに感じるところですね。でもスマホで見るともうちょっと大げさでもよかったかな、なんて思うこともありました」 　──本作から芸名をひらがなに改名したそうで。 「美少女コンテストのユニット、X21の卒業、大学進学もあって一度フリーになったんですが、事務所に入るタイミングでひらがなにしました。おかげで覚えやすくなってよかったかなと」 　──今後の夢は？ 「中国に行って『大富豪--』の人気を肌で感じてみたいです。今回のショートドラマで可能性が広がったこともありますし、次は、アクションがやりたいです。『キングダム』とか『今際の国のアリス』のような作品に出てみたくて、アクションを習ったり、マラソンで基礎体力をつけています。そんなきっかけをくれた『大富豪のバツイチ孫娘』は、ショートドラマらしいスリリングな展開が楽しめる作品です。ぜひスマホで見ていただけたらと思います」 （聞き手＝岩渕景子／日刊ゲンダイ）