自民党の政治刷新 車座対話が石川県からスタート 「十分に真意が伝わっていない」など有権者から厳しい意見
派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題など政治不信が広がるなか、自民党の党幹部が全国の地方組織から意見を聞く取り組みが22日から始まり初回は石川県で開かれました。 【写真を見る】自民党の政治刷新 車座対話が石川県からスタート 「十分に真意が伝わっていない」など有権者から厳しい意見 政治刷新、車座対話は、岸田総理を含む執行部が全国を回って党の改革に反映させるための意見を地方の組織や有権者から聞くものです。第一回の車座対話は 茂木 敏充幹事長が参加し、金沢市の自民党県連で行われ県選出の国会議員や県議会議員、女性局のメンバー15人が出席しました。 茂木 敏充幹事長 「派閥の政治資金問題をめぐって、我が党に対して厳しい意見や非難の声が寄せられて重く受け止めている。反省をし、強い危機感を持って対応しないといけない」 対話は1時間ほど行われ、自民党石川県連の和田内 幸三幹事長によりますと参加者からは党本部に対して「有権者や国民には十分に真意が伝わっていない。本気で党改革をやるのなら本音で働きかけるべきだ」といった声があがったということです。 また、能登半島地震による液状化現象について茂木幹事長は「これまでになかった状況なので早急に方向性を出して対応していきたい」と述べたということです。 茂木幹事長は23日、輪島朝市のほか仮設住宅などを視察する予定です。
北陸放送