【バングラデシュ】暫定政権下で3度目の利上げ、10%に
バングラデシュ銀行(中央銀行)は22日、政策金利を0.5ポイント引き上げ、10%にすると決定した。27日から適用する。8月上旬の暫定政権発足以降、利上げは3度目。インフレ抑制が主な狙い。ロイター通信が同日伝えた。 8月中旬、中銀の新総裁に就任したアサン・H・マンスール氏は、「インフレ率は向こう1年間に大きく低下する見通しだが、利下げに転じるまでには時間がかかる」と述べた。 暫定政権下では8月25日に初めて利上げを実施、以後、9月24日、今回とそれぞれ0.5ポイントずつ引き上げた。マンスール総裁は9月24日の利上げの直前に、1カ月以内に政策金利を2回引き上げると発言していた。