【写真：Getty Images】

　マンチェスター・ユナイテッドが、バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの獲得を検討しているようだ。イギリスメディア『Manchester WORLD』が、現地時間7日に報じている。デ・ヨングは、2026年6月30日まで契約を残しているが、移籍の可能性が浮上している。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 　27歳のデ・ヨングは、2019年夏にアヤックスからバルセロナに完全移籍。23/24シーズンのラ・リーガでは、負傷の影響もあり、20試合の出場に留まっている。バルセロナ愛の強いMFにユナイテッドは、2022年夏に獲得を試みたものの、失敗に終わり、レアル・マドリードからカゼミーロを獲得するという方針転換を余儀なくされた経緯がある。そして今夏、エリック・テン・ハフ監督は、アヤックス時代の教え子の獲得を検討しているようだ。 　同メディアはマンチェスター・ユナイテッドは最近、デ・ヨング獲得の見込みがあるかを確認するために、バルセロナに非公式で接触した。ユナイテッドは、3000万ポンド（約57億円）から4000万ポンド（約76億円）の範囲で合意できる場合は、取引を成立したい意向を示している。バルセロナがデ・ヨングを売却する意向があるかは不明だが、ハンジ・フリック監督はデ・ヨングをチームに留めておきたいと考えている」と報じている。 　ユナイテッドは、中盤のセンターの補強を目指しており、パリ・サンジェルマン（PSG）のウルグアイ代表MF マヌエル・ウガルテの獲得を進めているが、難航している。そのため、デ・ヨングに白羽の矢が立った模様。報道によれば、レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・ズビメンディや昨シーズンは、ACFフィオレンティーナからユナイテッドにレンタルで加入していたモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトも候補に挙がっているようだ。果たして、ユナイテッドは再びデ・ヨング獲得に動き出すのか、今後の動向に注目だ。